住職の日記帳

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2006年10月11日(水)
田代平温泉その後・・・

 一月ほど前の8月30日に訪ねて、たどり着けなかった田代平温泉に、また挑戦してきました。
 インターネットで探してみると、まだ建物が残っているようだが、入れる状態ではないという記述があった。
 葦原をかき分けていくとある。というので、今回再挑戦した。
 歩くのが辛いので、前回は細い道で小枝で車が傷つくのをおそれだいぶ手前で降りたのだが、今回は多少の傷など何のそので、ぎりぎりまで侵入した。
 車を降りて5分ほど坂を下ると8月と同じ葦原がそのまま健在。温泉の源泉は涼しくなったせいか、湯気が8月よりよく上がっていた。
 前回は確信が持てなかったので、ぬかる湿地と芦原に阻まれ断念した道なき道を、葦を倒しながら進むと、ありました。温泉小屋が!
 写真の小屋の後方から進んできたのだが、前回あきらめた地点からわずか10m足らずの場所に小屋が有ったのだ。なんと云うことだ。
 中にはいると、濁った冷たい水で入れる状態ではなかった。
 中に、映画「八甲田山」で西村晃氏一行60名が撮影に訪れた旨がさびた立て札に書かれていた。
 近くに、たばこの吸い殻が有った所をみると最近訪れた人がいるようだ。

2006年10月1日(日)
島根に行ってきました(2)

 出雲にも、行って来ました。日蓮宗青年会の結集依頼、約20年ぶりくらいにになりますが、あらためて出雲大社は大きいなと思った。
 24mの高さは、ビルの5〜6階の高さかな?さらに発掘された、柱の様子からは今の倍の高さがあったのではと、推測されている。
 下の写真が模型であるが、高い櫓作りで三内丸山遺跡の巨大櫓が思い起こされる。
 今回の出雲大社は、同行した家内のたっての申し入れで、修学旅行での祈願のお礼参りだとか・・・。これ以上はのろけになるので止めておこう。

2006年10月1日(日)
島根に行ってきました(1)

 先月末に、会議で島根県松江市まで行ってきました。松江のシンボル松江城です。遠くからはそんな大きく見えなかったのですが、近づくにつれその大きさに驚かされました。
当時のまま現存する城では、姫路城に次ぐ大きさだとか。外からは3層ですが、中は5?7階だてでした。

 もう一箇所は、親戚の松平の殿様の墓参り(笑い)。歴代の藩主のお墓が並んでおりました。
 会議の研修では、小泉八雲の住んだ家や、すごい庭園の足立美術館を見学、そちらはカットします。

2006年9月12日(火)
和讃大会で最高点

 第58回和讃大会が、11日に弘前文化センターで開催され、弘法寺講中は最高点で優秀賞をいただいた。
 7月下旬から練習が始まり、出遅れた感もあったが、8月のお盆過ぎからは本格的に厳しい練習に入った。
 9月に入ってからは、それぞれ忙しい中、夜6時半から9時頃まで。中には勤め先から夕食も取らないまま駆けつけてくれたメンバーもいた。
 より、美しく!を、モットウに厳しい練習にも、互いに励まし合いながら精進していた結果だとおもう。
 年々レベルが上がり、参加10チームの内7チームも優秀賞となり、今年はじめて獲得点数が公表された。その結果弘法寺講中が見事最高点に輝いた。
 会場からも大きな拍手をもらい、和讃講中のメンバーも、応援の檀信徒にとってもうれしい一日であった。
 皆さん、お疲れ様でした。

2006年9月9日(土)
裏山の杉林!スッキリ!

本堂の裏山に昭和30年代に植林した杉林があるが、ここ20数年いや30年以上間伐をしていなかった。
ツタや下草が鬱そうと茂り、杉の生長にも支障をきたしていた。
一念発起して、檀家の方に間伐をお願いしたら、すっかり風通しが良くなり、こんな広い沢だったことがわかった。
50年近い杉で本来ならば、もっと立派に育ったと思うと申し訳ない。
人も、林も育てるにはしっかり、手をかけなくては・・・

2006年8月30日(水)
八甲田山その1

 25日青森市に用事がありそのまま、八甲田山へ。
 写真上の「すいれん沼」に前回訪れたのは、まだ積雪が4〜5mもあったころ。まったく別世界です。

 下の写真は田代平から少し入っていった平原で、もうススキがいっぱいでした。このあと、今はもう管理もされていない秘湯に向かったのですが、背丈ほどの葦原に阻まれたどりつけませんでした。

2006年8月30日(水)
八甲田山その2
 その1の続き
 結局、源泉を確認(写真上)してあきらめたのですが、その葦原をかき分け進むと掘っ立て小屋があったらしい。残念。(ただし、湯が有ったかどうか?入れる状況だったかどうか?)

 汗だくになって20分ほど、人けの無い山道を歩いて、途中滑って転倒。さんざんでした。
 気を取り直し、以前知り合いの T 上人から教えてもらった「谷地温泉&ラーメン」を思いだし、秘湯ブームでずいぶん賑わっている谷地温泉(写真=HPから)で汗を流し、食べた「ラーメン」!美味かった。スープも色は澄んだ塩のようだが、しっかりコクのある上位クラスのラーメンでした。
(その夜、昼転んで、打ったところが腫れだし、2日間起きることはもちろん寝返りも出来ない状態でした。そういえばあの辺りは八甲田山雪中行軍で多くの兵隊さんが凍死した処に近い?!)

(その
2006年8月24日(木)
青森県立美術館

 23日、帰省中の息子と7月にオープンしたばかりの青森県立美術館に行ってみた。
 息子は、東京のお寺の総代さんが所有する棟方志功作品が展示されているので行かなければという理由で付き合った次第である。
 一番のメインはシャガールが描いた、縦9m、幅15mのバレエ「アレコ」の背景画全四点(写真上)を見られること。圧巻である。
 また、県出身の作品も沢山展示されており、見応えがあった。(写真下は奈良美智作、8.5mの青森犬)
 しかし、館内はまるで迷路で地下宮殿の様相だ。拝観料の1800円は、安いか高いか?見る人で変わるかも。

2006年8月16日(水)
お盆送り火

 今日は、当山の施餓鬼会、そして送り火の日です。
13日にお迎えしたご先祖様の御霊が、また霊山へ帰る日とされています。
お寺でも、送り火を焚いてご先祖様達をお送りしました。
院首上人と孫の泰寛上人と、並んでの読経です。
住職の私は・・・?撮影中でした。

2006年8月11日(金)
立ち葉

お寺の庭先にある鉢の蓮は、大きい方を一つ駄目にしてしまったが、小さい鉢の方は元気がいい。
立ち葉がずいぶん増えたが、肝心の花芽は二年目の今年も未だでない。(今年は、もう出ない!?)
大きい鉢には、睡蓮とホテイアオイを放したら、生育が良い。
メダカも相変わらず元気だ。でも一番の元気者は、二匹から始まったタニシが、今や数百匹か、いや数千匹に増えてしまった。
夏の暑さは生育に良いのだろう。

2006年7月26日(水)
ホタル飛ぶ!

 お寺の裏の池で、今年初めてのホタルを24日夜に確認。
 今年は、昨年まで幼虫の放流をしてくれていた小学校の校長先生が転任になり、ホタルが現れるか心配していたが無事羽化して淡い光を放った。
 昨年か一昨年に産み付けられた卵からのものか、昨年放流の幼虫が越冬したものか定かでは無いが、卵からの確立が高い。
 中泊町で開催のホタル祭りが21日・22日にあり、もしやと思った21日は夜10時過ぎていた為休んでいたのかも・・・。24日は、最も飛び回る8時台に見に行ったのがよかったのかもしれない。
 このまま、住み着いてもらいたいものだ。

2006年7月9日(日)
宗務所団参

 7月3日から6日まで、青森県宗務所主催の団参に、弘法寺からも8名参加した。総勢約170名、バス5台の団参で、先ずは身延山にお詣りし、輪番奉仕。小山所長導師のもと、170名がお題目を唱える姿に、初めて参加した檀信徒の方々も「感激しました」と、喜んでおられた。
 思親閣にもお詣り(写真上)し、その日は身延山門前の玉屋旅館さんに宿泊。
 5日は、身延山の朝勤参拝後、次の目的地千葉県小湊へ。
 渋滞に巻き込まれ、1時間ほど遅れたが、宗祖が得度され、また初めてお題目を唱えられた立教開宗の地・清澄山を参詣する。小生は今回初めてお詣りする、
宗祖のご両親のお墓のある妙蓮寺を参拝。
 6日朝、誕生寺をお詣り(写真下)し全ての参拝が終えた。
 この度、団参中の7月5日に小生は、50歳の誕生日を迎え、その朝身延の御祖師様へご挨拶することが出来、そしてその晩誕生寺門前の小湊温泉「吉夢」で、団参参加の皆さんからお祝いの言葉を賜り、最高の誕生日であった。
身延の